「お伊勢参り」
2013年 12月 27日
テレビで式年遷宮のことが映し出されるたびに、いつ行こうかと考えあぐねていた。
今年は、五黄の年で動きやすいにもかかわらず、東京からみた伊勢神宮は西南にあたり、あまり方位的にはよろしくない。ならば月盤と日盤の吉方を選ぼうと、この12月になった。開運カレンダーをみてもうここしかない!という日程が私の目に飛び込んできた。
それは、冬至のあとの陰と陽が入れ代わり、更に月盤、日盤共に一白の日。西南はもちろんのこと帰りの東北も吉方位。更に立ち寄りたい西も吉方。こんなに全てがセットされたような日があったのかと思うくらいの絶妙なる日程。ひとりでも行くつもりであったが、同じ一白同志3名が名乗りを上げた。
事前にガイドブックやインターネットで下調べを行い、お伊勢参りの関連箇所はできる限り回った。。

三種の神器のひとつ・草薙剣を祀る神社として知られ、伊勢神宮と同様の神明造りである「熱田神宮」ここにも天照大神が祀られている。

そして「みちひらきの神さま」として有名な「猿田彦神社」。ここは、天宇受売命(あめのうづめのみこと)が祭神で、この神様は天照大神が岩屋に籠った時に、戸の前で賑やかに舞い踊り、天照大神に戸を開けさせた神様。道案内や開拓をされた功績から物事の始まりの道しるべとなってくれる神様で、お伊勢参りの前に参拝すると、道のりの安全を守ってくれると言われている。また、神社内にある方位石は、叶えたいことによって決められた方角(三合)に手をあててお願いすると叶うと言う。西南は三合が回っていたので、ダブルでラッキーな日となった。

そして、いよいよ伊勢神宮の外宮へ。式年遷宮を終えたばかりの御正宮は、ひのきの香りが心地よい。まだ、お隣には旧の御正宮もみることができた。一歩づつ玉砂利を踏みしめながら、外宮の雰囲気を満喫した。

翌日、早朝から内宮を参拝。できれば、冬至周辺に宇治橋鳥居の間から昇る日の出がみたかったが、何とか鳥居の間からのお日さまをキャッチすることができた。

五十鈴川の御手洗場で手と口を清めると、身も心も浄化されたよう。。。。お水取りもしてしまった。


こちらも、ひのきの新しい御正宮で御参り。外宮でも内宮でも今まで白い幕が下りていたのに、私たちが前へ歩み出ると、なぜだか風がふわ~と中から吹いてきて、天照大神さまから導かれているような気さえしてしまうほど、高貴なエネルギーを感じた。
石段には樹齢200年以上の大木がある荒祭宮、ひのき造りの橋を渡り、風日祈宮へ。
神楽殿で、天照大神のお札とお社を購入。

そして、今回ぜひ立ち寄りたかった「月読尊」(つきよみのみこと)。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の右目から誕生した天照大神の弟神。月の神様。さらに、何と!占いの神様。
ここでも、月読尊のお札を購入。兄弟の神さまを一緒にお祀りしようと思った。
実際、伊勢神宮とその関連神社では、何箇所もお参りするところがあったが、
とっても自分のことを願うこともできないくらい偉大なる神々であった。

おかげ横丁~おはらい町も散策してから、伊勢神宮の鬼門を守るお寺、「朝熊岳金剛證寺」(あさまだけこんごうしょうじ)へ。ここは、昔から「お伊勢参らば朝熊をかけよ、朝熊をかけねば片参り。」と伊勢音頭の一節で歌われている。

次に女性の願いならひとつ叶えてくれるという「神明神社」の石神さんでやっと自分自身のことを祈願。
そして伊勢神社の旅人は二見浦で禊を行うものと言われている「二見興玉神社」。この御祭神「猿田彦大神」は道しるべの神として知られ、その神の使いが「蛙」。「なくしものが返る」「無事帰る」「若返る」の掛詞として色々返ってくるという。蛙と海風に吹かれながら夫婦岩を拝み、無事に帰宅の途へと向かった。
帰宅した次の日。さっそく天照大神と月読尊のお札を祀った。
何かが違う。
何と言葉に表現したらよいのだろう。
胸のつかえがおりたような、またはまっすぐグランディングできたような・・・・
ひとつ欠けていたピースが埋まったような、そんな「スッキリ感・ピッタリ感」があった。
私の名前は「明子」
天照大神は、太陽の女神。
そして、月読尊は月の神様。
太陽のあらゆるものの成長と生命力のエネルギーの源であるパワーと
月の死と再生を意味する生命の源であるパワーが
合体して「日+月=明」が完成した!というイメージがした。
お導きの神から始まりまさしく、来るべきして来たというこの日、この地に訪れたことが
これからの私に大いなる意味をもたらすことになるということは間違いないだろう。。。。。
このお導きに感謝。
みんなのしあわせがわたしのしあわせ
はぁ~とcafe♡appy
by appyhappy | 2013-12-27 17:27 | 癒しの旅