世界遺産の合掌造り大田屋さんに泊まる~白川郷を訪ねて~
2015年 07月 30日
白川郷に行ってきました!
しかも、世界遺産のあの合掌造りのお家に宿泊。

あの茅葺屋根をふき替えたり、合掌造りのお家を保存するのって守っているご家族があっての、世界遺産なのですね・・。
「売っても、貸してもダメなんです。
でも、この集落が好きだから、ずっと代々守っていきたい。」
とお話になるのは、ここのお嬢さん。
親子3代で住まわれている感じでした。
真夏だというのに、ずべての窓や出入り口を開け放しているので
涼しい風が家じゅうを駆け巡り、自然のクーラーが体に心地よい。
お庭には、ちょっとした菜園があって、
きゅうりにトマト、大根、ナスなど
自家製野菜でのおもてなしに、心も体も喜んでいます。

大好きなんだな~という感じが伝わってきます。
夕食でも、朝食でも、後から後から、お母さんがキュウリの漬物できたよ~。とか
○○できたから、真ん中置いておくよ~。
夜、喉が渇いちゃったので、お水をいただきに行くと、冷たい麦茶をコップとさらにポットで差し出してくださったり・・・。
正座ができない・・というと小さな椅子を出してくださったり
朝食後に、地元民謡を踊ってくださったり
帰りに、バスセンターへの行き方を尋ねると
さり気なく「車で送っていきましょう。」と言ってくださったり
それもこれも、些細なことなのだけれども

ご家族連れであったり、恋人同士であったり、外人さんであったり、一人旅であったりと
様々な方々に、様々な対応をさり気なくフツーにしかも、笑顔で感じよく・・・。
これって簡単なようで難しいことですよ。
この夏休みは、多分かき入れ時だと思います。
お父さんも、英語ができないのに、身振り手振りと笑顔で
一生懸命に外人さんを対応していました。
何しろ、心地よい。
そして、たまに気を遣ってくれるけど、うるさくなく・・・。
この加減が難しいのですよ。いわゆる、いい加減なんです。
程よいお風呂のような・・・。そんな感じです。
自分たちがこの生活を楽しんでいる。
そして、誇らしげに暮らしている。
久しぶりに、日本のおもてなしの神髄に触れた

おもてなしって、言葉だけではなくて
一人一人が本当に、心から好きなことをしている・・・。
たぶん、ご本人たちは、こんなことでそんなに喜んでいただけるのですか?!
くらいに思っていらっしゃるのではないかと思うくらい至ってフツーに行動されているのです。
ここに宿泊して、翌日は白川郷を見学しましたが心が晴れ晴れ軽やかで、来たかったところ見たかったところを見られて本当に心和む旅路でした。
一緒に旅してくださった、まりこさん。ありがと♡


by appyhappy | 2015-07-30 13:54 | 癒しの旅