明けましておめでとうございます。
2017年 01月 01日
明けましておめでとうございます。

まずは、元旦の初日の出をお届けいたします。ちょっとはじめは雲が多かったのですが、幸先の良い年になりそうな輝かしい一年の幕開けです。
昔から、元旦には「年神さま」、あるいは「歳徳神(としとくじん)」などと呼ばれる新年の神さまが、各家庭にやってくるといわれてきました。年神さまは子孫を見守る先祖神であり、田の神、山の神でもあります。そのため、子孫繁栄や五穀豊穣に深く関わり、人々に新しい一年の生命と年齢を与えると同時に、一年の幸運と運気をもたらすと考えられてきました。
よって、元旦は家族そろって家にこもり、年神さまの来訪を待っていたそうです。江戸時代に「恵方参り」というのが流行りましたが、必ず元旦に行くものではなく、三が日過ぎて松の内の間に年神さまがその年にいる方位「恵方」、「明の方」へ恵方参りをしたということです。大勢の人が大みそかから元旦にかけて神社へ押し寄せるのも明治以降に広まった習慣だそうです。意外と最近ですね?!
また「数え年」は、誕生日からの長さではなく、お正月が来るたびに年神さまに年齢を与えられ、みんながいっせいに年を取ります。数え年とは魂の数で年齢を数える方法であり、生まれた時点ではすでに1歳ということになります。ほぼ1年弱はお母さんのおなかの中で生きていたわけですから、納得できるところですね。
お正月になると、当たり前のように「おめでとうございます」とあいさつしますが、これは「無事にひとつ年を取ることができてよかったですね」というお祝いの意味と、「新しい年が幸運な一年でありますように」という開運招福の言葉だったのです。
「1年の計は元旦にあり」ということばとともに、みなさまの新しい年をよい年に願って
平和で健やかな年になりますようお祈りいたします。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
はぁ~とcafé♡appyhappy
みんなのしあわせがわたしのしあわせ

by appyhappy | 2017-01-01 08:38 | ご挨拶