「繊細さん(HSP)」
2020年 08月 23日
「ゆったり。まったり。しなやかに。そして穏やかに自分らしく生きる。」
appyがそっと寄り添うと、happyになる。
はぁ~とセラピスト appyです。
今日のテーマは「繊細さん(HSP)」です。

ここ1~2年前からよく耳にするようになってきましたね。
「HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)」
場の空気を読みすぎて疲れ切ってしまう人たち、
感受性が強く人付き合いが苦手・・・。
どちらかというと、ひとりでいる方が、気が楽・・・。
2018年には、HSP専門カウンセラーの武田友紀さんが
「繊細さん」の本がベストセラーに上がっていました。
このHSPとはどのような人をいうのかというと
他人の気持ちが気になるという繊細さと、
音や光、においといった感覚の敏感さの
両方を持ち合わせた人を「HSP」と呼ぶとのこと。
1990年代、アメリカの心理学者エレイン・アーロン氏が指摘しました。
海外では、脳の研究からHSPが裏付けられて研究が増えていて
日本の学術レベルでも注目されているようです。
HSPは人口に対し、20~25%ぐらい存在するとされています。

かくいう私も、幼い頃から周囲の顔色をうかがい過ぎて、
人の言動を必要以上に気にして傷つきやすかったり、
気持ちが不安定になったり・・・。
また、音などに敏感なので、コンサート会場や
映画館などの大音響が苦手。
そして、香水やアロマなども狭いお部屋で
充満しているのも耐えがたし・・・。
病気ではないので、こういう性格だから仕方がないね・・・
くらいに考えて、ポジティブに暮らしてはいたものの
旅行などに行くと、1日はなんとか我慢できても
扉の雑な開け閉めの音や洗面所の使い方など
これ以上は、もう耐えられないということも何度かありました。
結局、ひとりでいるのが好き・・というか楽。

これまでの心理学で言うなら神経症傾向との範疇らしい。
だから、ヒーリングを学んだのも必然だったかもしれない。
自分で自分自身のコクーンを作って包み込み
保護することで守られている感・安心感を得られるようになった。
でも、完全に繊細さんかというと
またそれも違う。
たぶん70%くらいは、繊細さんで
30%くらいは、非繊細さんかと思う。
ただ、仲間意識が強いのか
同じようなタイプの人たちが困っているかもしれない・・・
と感じ、懇親会や宴会を主催したり
あれこれとお世話役を買って出たりするけど
実は、大いに気を遣っていて、
終わるとぐったりしてしまうのだ。
このコロナ禍で、繊細さんはずいぶんと内に篭り
こころもからだもしんどい状態になっているかと思います。
そんな時には、いつでもお声をかけてくださいね。
一緒にコクーンを築いて、
もっと楽に生きられる方法を見つけていきましょう。

みんなのしあわせがわたしのしあわせ
はぁ~とcafé♡appyhappy
by appyhappy | 2020-08-23 16:00 | 学び