「ゆったり。まったり。しなやかに。
そして穏やかに自分らしく生きる。」
appyがそっと寄り添うと、happyになる。
はぁ~とセラピスト appyです。
今日のテーマは「ハートフルネス」です。
ハートを大切に生きることが
人生に何かの意味を与えることを
感じていることでしょう。
しかしそれが現実にどう役立つのでしょうか?
誰でもが、生きている限り
最後の一呼吸まで
常に変わっていく力を持っています。
そう確信するのは
多くの人の変容に立ち会い
その人たちの周囲もまた影響を受けて
変わった事実を目にしたからです。
これは、スタンフォード大学で教鞭をとられている
スティーブン・マーフィ重松氏のメッセージです。
この今、こころにすっと入ってきて
そうだよね・・・そうだよねって
なにやら、からだじゅうの細胞群が
喜んでいるようなここちよい感覚で
こころに響いたのでシェアします。
彼は
いまや世界で広く行われている
「マインドフルネス」を超えた
「ハートフルネス」について講義を行っています。
長年
人生を充実させる秘訣について
探求してきた結果
「ハートフルネス」こそが
その道だと信じるようになったそう。
◆瞑想やヨガを実践による効果
瞑想やヨガは
すべてマインドフルネスにつながる。
実践することで自己の内面に集中でき
groundedな(地に足の着いた)状態になる。
自分が何者であるかを深く知る手助けになる。
ヨガを行なうと、自分の体の中、
ひいてはmindの中で
何が起きているかをより意識するようになる。
瞑想状態、
つまり思考と感情により意識的になれる状態に入り、
それが自分の感情や衝動をコントロールする助けになる。
それは同時に、
他人の気持ちを察する能力を養うことにもなるのでは。
ゆえに、社会的関係を築く一助になるともいえる。
また瞑想やヨガにおいて、呼吸は何よりも重要なファクター。
精神や魂の意味をもつspirit(精神、魂)という単語は、
ラテン語が語源でbreath(呼吸)という意味を示する。
そこから見ても、
呼吸は人間のもっとも基本的な要素であることがわかる。
◆「マインドフルネス」と「ハートフルネス」の違い
英語では、「mind」と「heart」は
昔からずっと別のものとされている。
mindは、脳、認知能力
合理的・ロジカルな思考
をする機能に関係していて
heartは感情に起因している。
よってマインドフルネスは、
脳の認知機能に
関連づけられることが大半だと思う。
科学に結びつけられることも多く
巨大ビジネスやテクノロジーと
密接なつながりがあるという意味で
ウェルビーイング(持続的幸福)の
商業化に結びつけられることも多い。
そんなマインドフルネスから
切り離したいと思ったのが
「ハートフルネス」
「念」という漢字に「心(heart)」
の字が入っていることからもわかるように
heartには人間の心身全体という概念があるように思う。
彼がスタンフォード大学の講義で成し遂げようとしているのは
教育にheartを取り戻すこと。
◆困難や逆境が訪れた時に乗り越えられる術
人生には避けることのできない困難がある
という現実を直視する心構えができているか
否かではないかと思う。
現実を否定し、見て見ぬふりをするのは
最終的にはharmful(有害、ためにならない)になる。
多くの人は
自分はいままで鋼の意志で絶え間ない努力を
続けてきたのにどうしてこんな目に遭うのか
と嘆くが、そういった人は同時に
忍耐力を身につける必要性も実感している。
つまり、今回のパンデミックのように
自分ではコントロールできない状況を
受け入れる必要性を感じている。
彼の授業を取る生徒のなかには
自分の病気や親の死、あるいは深刻なトラウマなど
誰からみても困難な経験をしてきた人たちがいる。
彼らはハートフルネスの教育を受けることで
人生をよりよく生きる勇気が得られると感じているようだ。
一方で、大きな苦難に遭遇してこなかった者もいる。
しかし彼らは、授業が進むにつれて
どんな人にでもいずれは困難が訪れる
と理解できるようになる。
人生というのは、終わりのない喪失の連続に
いつもどこかで苦しめられながら進んでいくものだから。
スタンフォードに進むような優秀な学生でも
大学を卒業して社会に出ると
予期せぬあらゆる苦難を経験することが多い。
ハートフルネスはそれに備えるための助けになったと
話してくれる生徒が何人もいた。
とくにこのパンデミックの真っただ中で
この価値を実感する人が増えているのは間違いない。
◆変えられないものと、変えられるものの区別
その違いを区別できる境地に達したとき
そうだとわかるために瞑想やヨガなどの実践が
大切になるんでしょう。
そのためには自分が何者か
自分には何ができるのか
あるいは何ができないのかについて
絶えず感覚を研ぎ澄ましておく必要があるのでは。
そうして感度を高めていれば
自分の限界に達したときに
「もうだめだ、いまは休まなければ。
ずっとがんばってきたが、これはできない」
と自然に感じることができる。
自己受容に必須な考え方は
ヴァルネラビリティ(開かれた弱さ)の感覚と謙虚さ。
最大限の努力を尽くし
きっと変えられると思ったことが
実際には不可能だったとき
我々はその事実を
受け入れなければならないが
このような「受容」はいま
「変化」することよりも重要になってきている。
「できないことを認める」という行為は、
つねに試練となる。
そういった壁にぶつかったとき
やはりマインドフルネスの実践が助けになる。
◆人の気持ちは変えられるものか?
変えられないものだと考えたほうが
幸せになれると思う。
人の感情を無理やり変えるよりも
自分の行動や気持ちに集中すべき。
相手が恋人であろうと
誰であろうと同じであるが
「人の気持ちは変えられるもの」
という勘違いがあるからこそ
それが思い通りにならないと
不幸な気持ちが芽生える。
これも「受容」の一つであるが
人の気持ちは変えられない
という事実を受け入れ
それよりも自分の行動や態度を変えるために
何ができるかを考えて
相手を変えたいという欲望を
解き放ったほうがいい。
◆日本の自殺率の高い理由の背景から洞察すると?
BLM(Black Lives Matter)のスローガンは
"I can’t breathe"(息ができない)
日本の多くの人は同じような感覚を抱いているのでは。
日本は制限が多すぎて自由度が十分にない
真の自分を出してはいけないような社会。
選択肢もセカンドチャンスも、あまり与えられない。
日本人が自由に関して抱いている感覚は
アメリカ社会でいう「息ができない」という
意味になることが多いのではないかと思う。
本当の自分を出せない
なりたい自分になれない
そういう選択肢が社会にないという感覚。
日本では、物事を諦め
可能性を見出せないでいる人が
若者の中にすらたくさんいる。
日本の高校で仕事をしたことがある彼は
高校生たちに見出してほしかったことの
ひとつは「人生の可能性」という感覚。
なんでもやればできる。
努力し、かつ運がよければ
夢はかなうという感覚。
いまの日本でそういう感覚をもっている若者は
あまりいないように思う。
◆自分の宿命を見定めるための秘訣
彼が日本企業の社長や役員に向けて
行なっているトレーニングでは
まず互いに「Who are you?(あなたは誰ですか)」
と問うことから始め
次に「自分がワクワクすることは何ですか」
と尋ねる。
そうすると、自分はどういった人物であり
何にワクワクするのかを意識できるようになる。
そこで初めて人生の目的を考えるステージに進める。
言い換えれば
自分のアイデンティティやワクワクする感情を
いかに仕事に結び付けることができるか
という視点をもつことで本当にやりたいことが
見つかっていく。
参考:「自由の奪還」PHP新書より
なりたい自分になる
自分を見つめる
瞑想して内観する
ちょっとした
ワクワク感を大事にする
そうすると
自分の好きなこと
やりたいことに
繋がっていく道筋が
みえてくるのかも・・・・。
息が詰まったなと感じたら
深呼吸をしてみよう
宇宙のエネルギーを
思いっきり吸い込もう
そして、要らないものを
ふっーと吐きだそう
今日も、
みなさんにとって素敵な一日でありますように・・・。
みんなのしあわせがわたしのしあわせ
はぁ~とcafé♡appyhappy