「おねえさん」
2022年 11月 08日
「ゆったり。まったり。しなやかに。
そして穏やかに自分らしく生きる。」
appyがそっと寄り添うと、happyになる。
はぁ~とセラピスト appyです。
今日のテーマは「おねえさん」です
先日のバス旅の車中でのできごと
たったこの「おねえさん」のことばで
ふたりの距離は縮まった・・・?
そして渋滞すらも気にならなかった
あきらかに、どうみても
「おばさん」もしくは
同年代ですでにお孫さんに
「おばあちゃん」と言われている人もいる中
この「おねえさん」と呼ぶ優しいトーンの
男子はなんと気配りのできた
育ちのいい優しい子なのだろうと
まるで爽やかな風が吹いているような
そんなここちよい響きでした
日曜日の帰りの渋滞に巻き込まれた
高速バスでは、高速道路に乗るまで
何回もバス停に停車しては
乗客がひとりふたりと乗車してきます
道路は渋滞でありながら
バス内は意外と半分以下の乗車率
ぱっと見渡したところ空いているな~
という感じのする空き具合の中
最初のバス停で若き青年が
乗車してきて私の横でストップしました
こんなに空いているのに
まさか私の隣ではあるまいな?!
と思っていたのもつかの間
彼が私の隣であることが判明!
なんで?!
こんなに空いているのに?
そうしたら彼は笑顔で
「誰かが乗ってくるまでこちらに座っていますね?」
と通路挟んだ反対座席に腰を下ろしました
私は
「座席指定されたのですか?」と
彼は
「ネット購入しましたが座席指定はできず
自動振り分けのシステムでした」と
その次のバス停からも何人かの乗客が
乗ってくるもののなぜか
既に一人座っている席の前から順繰りと
埋めていくではありませんか???
まだマスク必須の注意喚起のコロナ禍の中
なぜ、後ろ半分は、ガラガラなのに
前から見知らぬ人同士を
二人座席に詰めて座らせるのか
私の頭は摩訶不思議状態でした
そして、私だけがネットで自由に座席指定できた
というのもまた不思議な発見でした
13~14か所くらいのバス停に停車し
乗客を目で追って違う席に着くたびに
彼と目を見合わせてはほっとしたり
OKサインを出したりとなごんでいました
そして、彼曰く
「もし、自分のこの座っているところに誰か
乗ってきたら、おねえさんは窓側にしますか?
そうしたら、自分はさっと横滑りで移動しますけど」
ですって・・・・
そうこうしていたら
車窓に今まで見えなかった富士山が現れ
彼が
「おねえさん!富士山がきれいに見えていますよ!」と
窓の外を指さして教えてくれました
まあ!なんとかわいらしいことでしょう
この『おねえさん』という響き
そうしているうちに無事高速道路に入り
無事、ふたりともひとりでゆうゆうと
終点の地までくつろぐことができました
彼
「高速に乗ったのでもう大丈夫ですね
お互いにこれでゆっくり眠って帰れますね」
とどこまでもすがすがしい青年なんでしょう
終点についた時も
私は荷物でもたついていたので
彼の後の最後に降車しようと思っていたのに
そっと見守ってくれていて
私を先へと誘導してくれたのでした
いつもなら渋滞は好ましくないものの
この5時間の楽しいうれしい
和やかな時間が
もっと続いてくれたらよかったのに
とさえ思えたほっこりタイムでした
旅の最後にこんなおまけがついていたなんて
私はなんてついているのだろうと
ひとりにんまりしながら家路につきました
そっか・・・・
これから年上男性に声をかけるとき
わたしも「おにいさん」と
言わせていただきますね
ちいさなしあわせのお裾分け
みんなのしあわせがわたしのしあわせ
はぁ~とcafé♡appyhappy
by appyhappy
| 2022-11-08 16:45
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