「聴く力」
2023年 04月 01日
「ゆったり。まったり。しなやかに。
そして穏やかに自分らしく生きる。」
appyがそっと寄り添うと、happyになる。
はぁ~とセラピスト appyです。
今日のテーマは「聴く力」です
前回に引き続きWBCつながりで。
いまだに感動の冷めやらぬ侍Japan
TV嫌いな私でさえ
さらにはネットニュースまでも
ついつい今日は誰のどんな話なのか
興味津々で観てしまう
そこで目に留まったのが
あの侍Japan率いる
栗山監督の「聴く力」
次々に出てくる出てくる
著名人の言葉の数々と
そこから生まれる名言集
それを栗山ノートに書き留めているそう
これは私の心にも書き留めておきたい
と思い記憶と共に記録する。
以下【文春オンライン3-31配信号より抜粋】
あの江戸時代に名を馳せた
良寛氏の九十箇条ある『戒語』
これは本当に身に染入るものばかり
・しゃべり過ぎる
・相手の話に口を挟む
・負け惜しみを言う
・心にもないことを言う
・手柄話や自慢話をする
・減らず口をたたく
・話の腰を折る
誰でもがついつい出てしまうものばかりで
まず政治家の方々に熟読していただきたい
そして
「話を聴くということは、
相手の想いに触れること。
選手の話はできるだけ聴く。
聴き手にならなければ
相手の悩みや苦しみに
近づくことはできない」
話をする立場になったら、
言葉を少なくするように意識する。
言葉を尽くして
思いを伝えようとすると、
結局は伝わりにくい。
言葉が多いぶんだけ
理解がすれ違ったり、
言葉が上滑りしたりすることがある。
究極的に言えば、
信念を持って生きていれば、
言葉はなくても
選手たちはくみ取ってくれる。
余計な言葉はいらないはず。
大正から昭和にかけての陽明学者にして
思想家の安岡正篤さんのこの言葉。
『成功とは苦しんだ日々の
創意工夫と努力から生まれ、
失敗とはおよそ順境のときに
慢心し油断することによって起きる』
勝敗を争うプロ野球の世界にいると、
この言葉の意味を痛いほど実感できる。
チームが好調だからといって
調子に乗ってはいけない、
謙虚に努力を重ねていきなさい
という戒めとして、
「好事魔多し」
という言葉も思い浮かぶ。
創意工夫や努力を忘れないためには、
順境に驕らず、
逆境に怯まない心を持たなければならない。
小さな変化に敏感であるために、
私は二宮尊徳の「心田を耕す」
という教えに惹かれる。
『私たちが生きている世界のあらゆる荒廃
(雑草が生い茂って
土地が荒れ果ててしまうような状態)
はすべて心が枯れていたり
廃れていたりすることに起因する。』
と二宮尊徳は説いた。
だとすれば、
私たちはどうしたらいいのか。
心の田んぼを耕す。
田んぼや畑と同じように
心も耕していかないと、
ヒビが割れて栄養不足になってしまう。
干からびてしまった気持ちで、
誰かに優しくできるでしょうか。
手を差し伸べようと思うでしょうか。
隣人と水を分け合うよりもまず、
自分の喉の渇きを潤そうと考えるはず。
優しさや労りの気持ちが、
広がっていきません。
キレイに整備されたグラウンドを見ると、
「心田を耕すとはこういうことだな」
と思う。
畑に種を蒔く前に、
黒土を耕してデコボコを
なくすことにも似ている。
心田を耕すためにも、
「溌剌颯爽」の境地に近づきたい。
人間学を研究する出版社の社長を務める
藤尾秀昭さんが説いています。
『溌剌颯爽とは、
いつも気持ちをさわやかにしておく。
いつも颯爽とした気分でいる。
それによって、
心の雑草を抜き取り、
心に花を咲かせる。』
試合に負けたことを引きずって
いつまでも暗い気持ちで、
暗い表情をしていても、
何も変わらない。
負のオーラをまき散らして
しまうことにもなる。
古代中国の書物『易経』
のなかでも有名な言葉。
『寒さが増して霜の張った道を
歩くようになると、
そろそろ堅い氷の張る季節が
やってくるなと予想が立つ。』
物事には予兆があり、
それを見逃さないで対処するべきだ、
というのが本来の意味でしょう。
霜の上を歩くと、
ミシミシとかサクサクという音がする。
翌朝もその次の朝も同じ音を聞けば、
そろそろ氷が張るなと誰もが考える。
大切なのは、
予兆を行動へ生かせるかどうか。
そっとしまっておきたい心に響く
数々の言葉と栗山監督の
そこまでに至る想いと行動
まさに頭の下がる想いである
幾つになっても成長できる人になりたい
学びの時間に感謝
みんなのしあわせがわたしのしあわせ
はぁ~とcafé♡appyhappy
by appyhappy
| 2023-04-01 22:00
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